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2008年10月更新
米国の電子渡航認証システム(ESTA:エスタ)の導入について、日本の外務省、米国大使館、米国国土安全保障省(CBP)からインフォメーションが掲出されておりますので、ご案内いたします。
米国政府より、電子渡航認証システム(ESTA:エスタ)の導入・始動について、以下のとおりの発表がありました。

  米国政府は、2008年8月1日以降、我が国を含む短期滞在査証免除対象国(欧州諸国等27か国)の国民が査証免除対象者として米国に渡航しようとする場合、事前にインターネットを通じて、渡航者の身分事項等に関する情報を米国当局に通報することにより、査証免除で渡航できるか否かチェックを受けるシステム(電子渡航認証システム:Electronic System for Travel Authorization、以下「ESTA」。)を導入した。当面は、任意による申請となりますが、2009年1月12日以降申請が義務化されます。

  ESTAは、一度認証されると2年間(ただし、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日まで)有効となり、その期間内は査証免除の対象となる渡航であれば、何度でも米国への渡航が可能です。ESTAの申請は、専用のウェブサイトhttps://esta.cbp.dhs.gov/ より行い、回答は即座になされます。ESTA申請に関し、料金は無料です。仮に認証が拒否された場合は、最寄りの米国大使館・総領事館で査証申請を行う必要があります。なお、2008年10月15日にはESTAの日本語版ウェブサイトが開設されました。

  ついては、米国へ渡航予定のある方は、できるだけ早めにESTAに申請し電子渡航認証を受けるようお願いします。2009年1月12日以降、同システムを通じて電子渡航認証を受けることを義務付けられた後は、渡航72時間前までにESTA申請を行う必要があり、仮に認証が拒否される場合には、最寄りの米国大使館等で査証を取得していない限り、航空機等への搭乗や入国を拒否されます。


米国: 電子渡航認証システム(ESTA)について (JATANAVI発:10月15日現在)


2009年1月12日以降にビザ免除プログラムを利用し、無査証で米国へ渡航・通過する場合、電子渡航認証システム(ESTA)による渡航認証を取得する必要があります。渡航認証の有無は、米国へ出発する際の航空(船)会社のチェックイン時に確認され、取得していない場合、搭乗(乗船)することはできません。なお、渡航認証の取得が義務化される2009年1月11日までは、I−94Wの記入、提出が必要です※。米国入国に際し、査証が必要となる方(就労や留学など、短期観光・商用以外の目的で渡米する方、及び査証免除の対象となっていない国籍の方)は渡航認証の取得は不要です。
グアム査証免除プログラムを利用しグアムに渡航する方、サイパンに渡航する方、陸路で米国に入国する方もESTAの取得は不要です。
※航空会社によっては1月12日以降もI-94Wが必要となる場合があります。

【渡航認証はどこで取得するのか】

米国CBP(税関国境警備局)のウェブサイト上から申請し取得します。
申請は米国入国時に記入するI−94Wの設問とほぼ同じものをオンラインで入力します。入力データはCBPのデータベースに照会され、承認、保留、拒否の3種類から1つの回答を受けとります。
承認された場合、渡航認証・取得となり無査証で渡米が可能です。ただし、米国への入国が認められることを証明するものではありません。入国の最終決定は入国地で移民審査官が行います。保留の回答を受けた場合は、再度ESTAにアクセスし最終回答を得る必要があります。回答は申請から72時間以内に行われます。拒否の回答を受けた場合は、査証申請が必要です。大使館ウェブサイトから申請します。
いずれの回答にも、申請番号が付与されるので、回答画面を印刷するなどして番号を控える必要があります。CBPのウェブサイトは8月1日から始動し、任意申請受付けを開始しています。

【渡航認証はいつまでに取得するのか】
遅くとも米国へ出発する72時間前までには渡航認証を取得することが推奨されています。ただし、ESTAは、搭乗直前および緊急の渡航者にも対応可能です。

【取得した渡航認証の有効期間】
取得から2年間有効で、取得した時点で旅券の有効期限が2年未満の場合は旅券の有効期限までとなります。
渡航認証の有効期間中に旅券に記載されている情報に変更があった場合は、新たに渡航認証を取得する必要があります。旅券以外の情報の変更についてはESTAのアップデート(更新)となりますが、これら情報の入力は必須となっていません。



詳細及び最新情報はこちらから
>> ESTA申請サイトのヘルプ/日本語
    https://esta.cbp.dhs.gov/esta/WebHelp/helpScreen_ja.htm
>> 米国大使館ウェブサイト/日本語
    http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html
>> CBPウェブサイト/英語
    https://esta.cbp.dhs.gov/

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