観光庁は、中国・上海万博会期中の7月に「VISIT JAPAN Weeks」と銘打ってブースを出展し、プロモーションを展開する予定だ。平城遷都1300年記念事業の紹介や日本の観光情報の発信などを1週間の期間で行う見通し。また、「VISIT JAPAN Year 2010」のウェブサイトを11月に開設していることから、その場でアクセスできる環境整備やデモンストレーションも検討している。
上海万博は10年5月1日〜10月31日に開催され、国内外からの目標入場者数は延べ7000万人。過去最大規模になると想定されており、一般消費者に対して広くPRしたい考えだ。
観光庁は10年、特に中国・韓国・台湾・香港のプロモーションに力を入れるが、なかでも中国を最重点市場と位置づけている。また、10年7月は個人観光ビザが中国全土で解禁となることから、1000万人達成に向けたターニングポイントとなりそうだ。 (トラベルジャーナル 2009/12/16 より抜粋)